トランポリンのジャパンオープン最終日は10日、川崎市とどろきアリーナで個人決勝が行われ、女子は予選トップの宇山芽紅(スポーツクラブ テン・フォーティー)が54.880点で優勝し、パリ五輪代表選考会(来年5月・前橋)の出場資格を得た。佐竹玲奈(プリモ)が2位。

 男子は石川和(ヒロセホールディングス)が60.270点で制し、予選1位の西岡隆成(近大)は59.390点で4位だった。全日本選手権優勝の石川、世界選手権3位の西岡は既に出場資格を獲得している。

 男子は五輪枠を一つ確保済みで、ワールドカップ(W杯)シリーズの結果次第で男女ともに1枠獲得の可能性がある。